新潟大学 教育基盤機構キャンパスライフ支援部門 キャリア・就職支援オフィス

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以下は、平成28年度の実施報告です。

平成29年度の取組についてはこちらをご覧ください。

「1・2年生対象 長期・企業実践型プログラム」

経済同友会連携インターンシップ

期間 【実習】夏休みの3週間~1カ月程度
+ 大学での学修支援プログラム
実習場所 東京を中心とした全国各地
(企業の拠点所在地)
報酬等 原則、宿泊費・交通費等の実費は支給されます
(企業によって報酬が出る場合もあります)
単位認定 平成28年度は原則なし
(ただし所属学部によって単位認定の対象となる場合があります)
募集人数・対象 7名 / 1・2年生対象
(他大学の学生と一緒になる場合があります)
受入企業数 5社(経済同友会 会員所属企業)


●実施の様子

<平成28年度>

・6/17 事前研修①

・9/27 振り返り研修

・11/5 成果報告会

企業課題探究型 長期・有償型インターンシップ

期間 【実習】8月~1月の約半年間
+ 大学での学修支援プログラム
実習場所 新潟県内
報酬等 実習期間の一部は有償(報酬が支払われます)
単位認定 平成28年度は原則なし
(ただし所属学部によって単位認定の対象となる場合があります)
募集人数・対象 8名 / 1・2年生対象
受入企業数 5社(団体)
「企業課題探究型 長期・有償型インターンシップ」の特徴
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 企業で実習を行うだけでなく、大学で行う事前・事後研修を含めた「学習プログラム」としてのインターンシップです。大学での学びは社会でどう役に立つのか?“企業で課題に向き合うこと”と“大学での学び・研究すること”に共通する考え方やプロセスを、実践を通して学びます。


●企業での実習(基本パターン):

①8-9月(夏期休業中):3週間
②10-1月(第2学期):授業の履修と並行して、週2日程度
実習の一部は有給での雇用契約を結び、企業の一員として業務に取組みます。1社で2名程度の学生を受け入れていただきます。


●大学での学修支援プログラム:

インターンシップを通した参加者の学び・成長を支えるために、期間中を通じて、大学教職員・企業の担当者が学生と密接に関わります。事前事後研修、インターンシップ中の日報へのフィードバック・集合研修等により、学生がここで得た学びを大学での主体的な学修に繋げられるよう支援を行います。


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この取組は、平成24年度に文部科学省に採択された大学間連携共同教育推進事業「産学協働教育による主体的学修の確立と中核的・中堅職業人の育成」(京都産業大学・新潟大学・成城大学・福岡工業大学)の一環としてプログラムを開発・実施しました。


平成26年度の実践報告についてはこちらをご覧ください。
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参加した学生の声
●経済学部3年(参加時・平成26年度)/女性

<参加した動機・きっかけ>
 一番最初のきっかけは、『大学生活をこのまま終わらせたくない』という思いです。ふと大学生活を振り返ったときに、私には他人に語れるような「頑張った経験」や「やりきった経験」がないということに気が付きました。入学当時はやりたいこともたくさんあったはずなのに、いつの間にか気づいたら3年生になっていた、そんな風に感じていました。そんな時、学部の掲示板に貼り出されていた長期インターンシップの貼り紙が目にとまり、参加を決めました。私は、新しいことや未知のことに取り組むのがあまり得意ではなく、今までこういった取り組みに積極的に参加をしたことはありませんでしたが、この機会を逃したら何も経験できないまま終わってしまうのではないか、そんな危機感が私の背中を押したのだと思います。

<参加して得られた気づき・経験>
 今回のインターンシップ先が人事課であったこともあり、企業内のよりコアな部分を見ることができたのかなと思っています。私は高校の頃から飲食店でアルバイトをしていますが、サービス業の仕事はほとんどがお客様の目に見える部分にあります。しかし、人事課の仕事というのは、直接お客様に対するのではなく、企業の中をよりよくしていくことで、それが間接的にお客様のためにつながっていきます。さらに言えば、人事課が相手とする最大の「お客様」は、企業の従業員であるということです。しかし、その一方で新入社員の募集のために企業の外にも目を向け、求職者を相手とした活動も行っています。人事課の仕事というのは企業の中にも外にも目を向け様々な課題に取り組むという多面性のある仕事であると感じました。これは、私がお客様側として居た時には気づくことのできなかった部分であり、企業の内側に入れたからこそ感じることができました。


●工学部3年(参加時・平成26年度)/男性

<参加した動機・きっかけ>
 私が長期インターンシップに参加しようとした理由は、将来地域を元気にするために地域の問題を解決できるようになりたいと考えており、学生時代から問題解決能力を高めたいと考えたからです。問題が一つあったとして、その問題は表面に見える問題をただ解決するのではなく、根本的な問題はなんなのかを認識しその問題を解決したいと考えていました。また、ただロジカルな考えがあっただけでは実際に解決することはできないとも思い、他者の立場になって考え、共に問題解決に向かっていけるようになりたいと思ったのも理由の一つです。

<参加して得られた気づき・経験>
 インターンシップに参加する以前は、問題解決はよく考えることによってできると考えていました。しかし、企業はそれだけでなく、実現するということを最も重要視しており、現在の状況でできることや期限を認識して、その中でも最適な選択をすることで問題を解決に向かわせる、というところに比重を置いていることを身をもって知ることが出来ました。
 学生はすぐには必要としないことを一気に詰め込むためなかなか定着しづらいが、社会人はその都度必要に応じて勉強するため効果的な勉強ができると感じました。このインターンシップの強みは、長期であることによって実際に会社に入った時のイメージを明確に持つことが出来ます。他の1dayインターンシップでは、業務概要を知るということがメインとなると思います。しかし、長期であることによって、継続的に会社に勤務するため、社会人になってからの生活のリズムなどをつかむことが出来ることは非常にメリットのあることだと感じました。


●教育学部2年(参加時・平成27年度)/女性

<参加して得られた気づき・経験>
 仕事は目的を考えながら行うことが大切であると学びました。仕事の目的を意識すると、依頼者が求めている仕事や相手への配慮など工夫を凝らした仕事ができます。一方、目的を考えずに行った仕事の質は低く、依頼者を満足させることはできません。私は目的を意識して仕事をすることが苦手だったので日常的に目的を考える癖をつけました。すると仕事でも、大学での課題やボランティアでも、その目的を自然と考えられるようになりました。その結果、自分がすべきことを冷静に判断できるようになり、モチベーションが高まって質の良い仕事、課題等ができるようになりました。


●農学部2年(参加時・平成27年度)/男性

<参加して得られた気づき・経験>
 私の長期インターンシップを経験しての気づき・学びの中に「書くことの重要性」があります。データから、仮説導出を行う際に、チームで出た仮説を黒板に書きながら話し合うという機会がありました。各々の仮説の共通点や相違点、特徴を書き出してキーワードにまとめると、それらを別の視点から見ることが可能になり、各々の仮説の良さを活かした新たな仮説の導出につながり、突破口が開けるといった経験をしました。この経験は大学での学びでも、レポートの課題に対して、頭の中で考えるよりも、実際に書いて考えることで、別の視点を発見して考察を行うということに役立っています。


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