新潟大学 教育基盤機構キャンパスライフ支援部門 キャリア・就職支援オフィス

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インターンシップについて

学生のキャリア形成支援活動が見直され、
「インターンシップ(タイプ3)、(タイプ4)」、「オープン・カンパニー(タイプ1)」、 「キャリア教育(タイプ2)」
の四つのタイプに分類されました。

1.インターンシップ(タイプ3)、(タイプ4) 

 インターンシップには、「汎用的能力・専門活用型インターンシップ(タイプ3)」と「高度専門型インターンシップ(タイプ4)」の2種類があります。

(1)

 「汎用的能力・専門活用型インターンシップ(タイプ3)」は、就業体験を通じて、学生にとっては自らの能力を見極め、企業にとっては学生の評価材料の取得を目的として実施されます。
 具体的には、「汎用能力活用型」は、学生の参加期間が5日以上、「専門活用型」は、学生の参加期間が2週間以上とされており、いずれも学生の参加期間の半分を超える日数を職場での就業体験に充て(テレワークが常態化している場合は、テレワークも「職場」)、就業体験では、職場の社員が学生を指導し、インターンシップ終了後、学生に対してフィードバックを行うこととされています。
 これらは、学業との両立の観点から、学部3年生・4年生ないしは修士1年生・2年生の長期休暇期間(夏休み、冬休み、入試休み、春休み)に行われます。ただし、大学の正課および博士課程は、長期休暇期間以外にも行われます。
 なお、インターンシップを通じて企業等が取得した学生情報については、採用活動開始以降に限り採用活動に活用することが可能となります。活用の有無については、募集要項等に記載され、企業等のホームページ等で公表することとされています。
 また、募集要項には、就業体験の内容や就業体験を行う際に必要な(求められる)能力等も記載することとされていますので、必ず確認をしてから申し込みを行うようにしてください。

(2)

 「高度専門型インターンシップ(タイプ4)」は、就業体験を通じて、学生にとっては実践力の向上、企業にとっては学生の評価材料の取得を目的として実施されます。
 「高度専門型インターンシップ(タイプ4)」では、「ジョブ型研究インターンシップ」について、学生の参加期間が2カ月以上とされており、自然科学分野の博士課程学生を対象として文部科学省と経団連(一般社団法人日本経済団体連合会)との共同で試行されています。
2.オープン・カンパニー(タイプ1) 

 企業や業界に関する情報提供・PRを目的として、企業、就職情報会社などによるイベント・説明会が開催されます。
 オープン・カンパニーでは、企業等が取得した学生情報を採用活動に活用することは不可とされています。

3.キャリア教育(タイプ2)

 働くことへの理解を深めるための教育として、大学等が主導する授業・産学協働プログラムおよび企業がCSR(企業の社会的責任)として実施するプログラムがあります。
 キャリア教育では、企業等が取得した学生情報を採用活動に活用することは不可とされています。

4.インターンシップ等の保険について 

「インターンシップ」、「キャリア教育」に参加する学生は、万が一の事故等に備え、必ず保険(学研災・学研賠)に加入してください。

実施主体 単位 申込方法 備考 保険(学研災・学研賠) ★3 「インターンシップ等実習届出フォーム」
大学
学部・研究科の授業科目
各学部で履修登録 各学部で対象学年等の条件あり 適用されます フォームに回答不要
企業・団体
「自由応募」のインターンシップ、キャリア教育(1日限りのものは除く)
×
★1
企業・団体等に直接 そのままでは適用されません 必ず参加前にフォームに回答してください
就職情報会社等を通じて ★2
大学を通じて 一部、官公庁など
「オープン・カンパニー」及び「キャリア教育」のうち、1日限りのものには、保険(学研災・学研賠)が適用されませんのでインターンシップ等実習届出フォームへの回答は不要です。

★1 学部・研究科によっては、学生による「自由応募」の「インターンシップ」、「キャリア教育」であっても、所定の条件を満たすことで単位が認定されるところもあります。詳しくは所属学部・研究科の学務係へお問い合わせください。

★2 それぞれの都道府県で、その地域の企業・団体に特化したインターンシップ等の情報を紹介している機関などもあります。(「○○県インターンシップ推進協議会」、「ジョブカフェ○○」、「○○県経営者協会」など)

★3 保険(学研災・学研賠)の加入手続きをしていない方は、所属学部・研究科の学務係へお問い合わせください。保険の補償内容については、こちらを確認してください。

5.インターンシップ等の手続きについて  

●「自由応募」の「インターンシップ」、「キャリア教育」に参加が決まったら

(1)

 インターンシップ等実習届出フォームにアクセスし, 届け出を行って ください(※1) 。こちらのフォームに インターンシップ等の開始日前日(土・日・祝日を除く)までに 回答がない 場合は、保険(学研災・学研賠)が適用されません。(※2)
 (※1)回答に際しては、学内のマイクロソフトアカウントへのログインが必要です。詳しくはコチラをご確認くださ
  い。
 (※2)届出フォームの回答内容をキャリア・就職支援オフィスで精査し、保険の適用について承認を行います。
  承認ができない場合、あるいは回答内容に疑義がある場合には、キャリア・就職支援オフィスよりご連絡します。

 また、実習先から保険加入証明書を求められる場合があります。その場合は、「インターンシップ等実習届」を提出してから、学生支援課へ申込んでください。書類の発行には2~3日必要ですので、早めに手続きをしてください。
『→医歯学系の皆さんへ』

(2)

 キャリア・就職支援オフィスホームページに掲載してある 以下の動画を視聴して参加するための心構えやマナーを学習し、参加の準備を整えましょう。
・「インターンシップ等事前準備講座」
・「インターンシップ等の基礎知識&活用セミナー」
・「ビジネスマナーセミナー」
→動画ページはコチラ
→ワークシートページはコチラ
 事前に受け入れ先企業・団体についてよく理解し、目的意識をもって参加しましょう。
●「インターンシップ」、「キャリア教育」が終わったら

(1)

 「インターンシップ等事後報告レポート」をキャリア・就職支援オフィスへ提出してください。
 提出された「事後報告レポート」は、閲覧用としてキャリア・就職支援オフィス内に設置し、次年度以降の学生用資料として活用します。(個人名は出しません。)
 参考までに実習時の日程表等も添付してください。(公開して良いものに限ります。)

(2)

 ワークシートを作成して振り返りを行いましょう。
 振り返りを行うことで、これからの学生生活に必要なことについて気づきを得ることもできます。
→ワークシートページはコチラ

6.最後に

 学生時代の早い段階から、自らのキャリアを考えていくことが重要です。関心のある「オープン・カンパニー(タイプ1)」、「キャリア教育(タイプ2)」の活動に積極的に参加してください。
 企業は、「インターンシップ(タイプ3)、(タイプ4)」において取得した学生情報を採用活動開始以降に限り活用することが可能となります。学生の皆さんは、このことを認識したうえで、インターンシップに参加することが大切です。自身のキャリアプランに照らし、自らの能力を職場での実務体験を通じて見極める機会としてインターンシップを活用できるよう、十分な学習を経てから、意欲的に参加・挑戦してください。
 インターンシップに参加した経験は、採用選考に必須ではありません。経験がなくても採用選考にエントリー可能です。
 参加する意義・必要性を確認したうえで、「インターンシップ(タイプ3)、(タイプ4)」、「オープン・カンパニー(タイプ1)」、「キャリア教育(タイプ2)」の中から、自分にとって適切と考えるものを選択するよう、心がけてください。


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