最近のトピックス
能動的な学修を促す新たな試み「企業課題探究型 長期・有償型インターンシップ」を実施
本センターでは、昨夏以降、半年間以上にわたって実施した「企業課題探究型 長期・有償型インターンシップ」について、このたび、その成果等を取りまとめた実践報告書を作成しました。
このインターンシップは、これまで国内でほとんど事例のない、大学が主導する長期・有償型のインターンシップとして今年度試行的に実施したもので、新潟市内の企業3社を受入先として、学部3年生8人が参加して行われました。
この取組は、平成24年度に文部科学省に採択された大学間連携共同教育推進事業「産学協働教育による主体的学修の確立と中核的・中堅職業人の育成」(京都産業大学・新潟大学・成城大学・福岡工業大学)の一環としてプログラムを開発・実施したものです。
教育的効果の高い中長期インターンシップについては、学生の能動的な学修を促すプログラムとして、その意義が国の提言等にも盛り込まれています。
このインターンシップでは、初めに夏季休業中に受入先において3週間の実習を行った後、10月以降に雇用契約を伴う有償インターンシップとして、大学の授業と並行しながら、週2日程度、受入先において勤務(インターンシップ)を行いました。
期間中は、事前事後研修やインターンシップ中の面談・集合研修等を行うことにより、学生がインターンシップでの学びを今後大学での学修に繋げられるよう支援を行いました。
2月18日(水)に開催した最終成果報告会では、受入れ企業の担当者や学内の教職員が集まる中、学生は、企業で取り組んだ業務・プロジェクトの成果や自身が半年間で得た学びについて、実感のこもった報告を行いました。
本センターでは、参加学生からの声や事後のアンケートから得られたその教育的な効果、受入れ企業の担当者が感じた企業のメリットや期待等、一連の成果等を取りまとめた実践報告書をホームページ等で公開し、来年度以降も引き続き、インターンシップを中心とした産学協働教育に関する各種取組を推進していく予定です。